
1、包丁にヒビが入ってしまった
少し前に自分が使っていた包丁「misono(ミソノ) 牛刀 9寸」にヒビと思われるものを発見しました。



↑の画像で確認できると思いますが、ブレードと口金の間の部分に表面を一周するような感じで線が入っています。
表面を触ると亀裂のようにひっかかりを感じるのですが、あくまでも表面だけで内部まで入っているようには感じませんでした。
2、ヒビが入ってしまった原因
入ってしまったものは仕方ないのですが、問題なのはその原因です。
13年以上使ってきた包丁ではありますが、主に切りつけ用で使っていたので、硬いものを切ったり、背の部分を使って叩くといったことはやっていませんし、落としたりしたということも数年はありません。
では、なぜヒビが入ったのか?
いろいろと調べた結果、原因は「洋包丁の構造と経年劣化」でした。
私も初めて知ったのですが、鍔付きの洋包丁は「刃の部分(ブレード)のステンレスと鍔・口金・柄となる部分のステンレスという2つのステンレスを溶接してつくる」そうなんです。
なんでも、ブレードの部分のステンレスでは鍔や口金の部分を整形できないそうで、別のステンレスを溶接して、それを整形するんだとか。
専門的なことはわかりませんが、その溶接した部分が経年劣化でヒビが入ったり、折れてしまうことがあるそうです。
経年劣化はどうすることもできませんね…
3、まとめ
・包丁のブレードと口金の間にヒビが入ってしまうのは「溶接した部分が経年劣化で入ってしまう」というのが原因。
・場合によっては包丁が折れてしまう事がある。
4、おわりに
原因がわかったとはいえ、駆け出しの頃から13年以上使ってきた包丁にヒビが入るのはショックが大きいですね…
経年劣化はどうすることもできませんし、溶接の技術があるわけでもありませんので、仕事での使用は控えることにします。
家で使うことを考えていますが、折れる危険がある以上、リスクはあるので悩むところです。
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