すき家の異物混入について思うこと Part1


すき家でネズミが混入した味噌汁やGが混入したものが提供されたという、とんでもない事案が発生しました。

このような異物混入事案は他の飲食業でも他人事ではない問題です。

今回は異物混入をテーマに、同じ飲食業勤務の視点から思うことをまとめました。

1、ネズミ混入・G混入事件について

すき家で提供された味噌汁にネズミの死骸が混入していた件についてですが、すき家の発表では「具材の入ったお椀を保存していた冷蔵庫のパッキンにヒビが入っており、そこから侵入・混入した可能性が高い」とのことでした。

これに関して、飲食業勤務の立場から言えば、このように「ネズミが冷蔵庫内に侵入してお椀に入る」というのは実際に起こり得る話だと思います。かなり問題ではありますが。



しかし、それ以上に問題なのが「気づかずに提供してしまった」ことです。

飲食業では当たり前のことですが、目視確認が基本中の基本。今回の場合、冷蔵庫からお椀を取り出す時、保温機器から味噌汁を注ぐ時、トレーに移動する時、お客さんに提供するのに持っていく時など、いくつも目視できるタイミングがあったはずです。

あの大きさのネズミを目視できず、提供してしまったというのは信じられません。


ちなみに、混入したものに気づかず提供してしまったことについて、すき家は「従業員が目視を怠ったため発生した」と言っていますが、目視を怠ったというレベルではないということは言うまでもありません。


また、Gが混入していたという件もありましたが、こちらも上記と同じで、混入する可能性はありますが、提供してしまったのが一番の問題です。

2、異物混入に気づかないものなのか?

そもそも、異物混入に気づかないことはあり得るのか?

前述の通り、基本的な目視確認を行っているため、今回のネズミのような大きな異物混入に気づかないとは考えにくいです。


ですが、これは経験を積んだベテランの場合の話で、経験の浅い方が担当する場合や繁忙時には気づかないことがあります


自店であった実例を挙げれば、新人が味噌汁にお椀の半分近い大きさのビニールが混入していることに気づかず提供してしまったということがありました。


実際に混入が起きた店舗でどの程度経験のある方がやっていたのかはわかりませんが、明らかに誰が見ても気付くだろうというものでも、入ったばかりの新人や不慣れな方が忙しい時には気づかない可能性はあります


また、魚の小骨やまつ毛などの小さな異物は目視で発見することが難しい場合も多いです。

3、実際にネズミやGっているの?

今回の混入に関して、Xのコメントで「店舗にネズミがいるのが問題じゃないのか?」というものがありました。

実際にこのように店舗にネズミがいるのか?と聞かれたら、自信を持って「いないです」とは言えないが実情です。

これはGにも言えることなのですが、店舗で発生させないというのは事実上不可能だからです。


定期的な清掃や基本的な対策を行っているというのが前提の話となりますが、食材を扱う以上、生ゴミなどの餌となるものは発生しますし、下水から侵入してくる場合、ドアや室外機などから侵入してくる場合もあります。

日々の清掃で店舗の裏の裏まで全てを綺麗にするというのは難しいですし、下水や排水溝・排水管の隙間を全て埋めるというのも難しい。また、室外機や換気扇から侵入されたら気づくのは不可能です。

なので、「基本的にはいないと思いますが、絶対にいないとは断言できません」としか言えません。




長くなってしまったので、2部構成にします。

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