すき家の異物混入について思うこと Part2


この記事は前回の続きとなっています。

前回の記事は↓こちら↓


4、実際にネズミやGが出た場合はどのように対応するのか?

実際に店舗内にGなどの害虫・ネズミなどの害獣が出た場合、基本的には自分たちでできる範囲での駆除・侵入経路の調査・清掃などの対策を行い、その後、専門の業者に依頼して本格的な調査・駆除を行います。

もし、害虫・害獣が飲食物に接触・混入したのが確認された場合は、当該飲食物を即時廃棄・販売停止とします。また、調理器具や機械類などに接触が確認できた場合は、当該調理器具・機械類及びそれらを扱う作業場全体を速やかに洗浄・殺菌を行います。


この時、煮沸可能なものは洗浄してから煮沸し、煮沸できないものは次亜塩素酸ナトリウムや消毒用アルコールを用いて徹底的に洗浄・殺菌をします。


このように害虫・害獣が接触または混入した飲食物は絶対に提供しないように徹底し、調理器具や機械は徹底的に洗浄・殺菌を行い、衛生面を最優先に対応します。

※実際の対応等は、各社・各店舗によっても異なります。


5、まとめ

飲食店を営んでいる以上、常に害虫・害獣のリスクはあります。そして、どんなに対策をしても完全に防ぐのは不可能です。なので、万が一、害虫・害獣が飲食物に混入してしまった場合は、目視確認等により絶対に提供せず、適切な対応を取ることが重要です。



6、おわりに

今回は、すき家の異物混入について色々と書きましたが、同じ飲食業界に携わる自分としては、異物混入に気づかずに提供してしまったというのが一番の驚きでした。

店舗にネズミが出るのはわかります。混入してしまうのもわかります。ですが、それを提供してしまったというのは信じられません。特にあの大きさを目視できなかったというのは怠慢と言われても仕方ないと思います。


信用・信頼の回復には時間がかかるとは思いますが、私は大手牛丼チェーンの中ですき家が一番好きなので、これからも頑張っていただきたいです。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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