◆回転寿司の仕事内容
お店によって多少の差はあると思いますが、大まかにまとめると
①仕込み
②お寿司の握り
③シャリ炊き
④ホール業務(接客・提供・レジ)
⑤キッチン(サイドメニューの調理)
⑥洗い場
以上の業務が主となります。
①仕込み
ここで言う「仕込み」とは、お魚を寿司ネタにする作業(寿司の仕込み)のことを言います。
サイドメニューなどの仕込みとは区別して説明しています。
▪︎低価格帯の回転寿司では?
・仕込む種類は限られるのでそこまで知識や技術はいらない。
・魚をおろすよりも切りつけがメイン。
・仕込む量が多くなるので、速さが重要になってくる。
▪︎高価格帯の回転寿司では?
・仕込む量は低価格帯の回転寿司に比べれば少ない。
・種類が多くなるので知識や技術が必要。
・速さよりも丁寧さが重要。
特に高価格帯回転寿司の場合は専門的な知識や技術が必要となってくるので、未経験のアルバイトの場合、いきなり任せられることはほとんどありません。
②お寿司の握り
お寿司屋さんの花形というべき仕事ですが、現在の回転寿司では価格帯に関係なく、ほとんどが機械で作られており、画像のような手握りをするところは少ないです(´・ω・`)
▪︎低価格帯の回転寿司では?
・握り、軍艦、巻物問わず全て機械で製造
・握り寿司は、機械から出てくる土台となるシャリ玉にネタを乗せるだけ。
・厳密には握るではなく、ただネタを貼り付けているだけ。(貼り付け寿司と言ったりします。)
・軍艦の海苔巻きや巻物のカットまで機械が行う。
▪︎高価格帯の回転寿司では?
・客前に職人さんが立つスタイルの店舗なら、基本的に手握り
・軍艦や巻物、お持ち帰りのお寿司を作ったりする際などは機械を使う事も多い。
・お店によっては全て機械で行うところもある。
低価格帯の回転寿司の場合、ほぼ全てが機械化されているので未経験者でも商品の種類さえ覚えてしまえば簡単に作れるようになっています。
寿司屋というより、寿司工場ですね(・_・)
③シャリ炊き
お寿司屋さんの命とも言えるシャリを扱う仕事です(*゚∀゚)
立ちの寿司屋では基本的に画像のようにシャリを切りますが(お酢と米を合わせること)、回転寿司では価格帯に関係なく、洗米・酢合わせ・蒸らしは全て機械が行います。
機械が自動的にやってくれるので難しい事はありませんが、全自動ではありませんので米の移しかえなど、重たいものを運ぶ事が多い仕事です。
④ホール業務
サイドメニューやドリンクなどの提供、会計やレジなどを行います。
接客がメインのお仕事になりますので、笑顔や愛想の良さが重要になってくる仕事です(⌒▽⌒)
握りや仕込みのように専門的な知識や技術はいりませんが、調理担当より仕事内容は多岐にわたるかもしれません。
⑤キッチン(調理場)
サイドメニューの調理を行う仕事。
お寿司以外の「揚げ物」や「椀物」の調理がメインとなります(゜-゜)
他にも「サラダ」や「デザート」、低価格帯の回転寿司ですとラーメンなどの「麺類」などを調理することもあります。
基本的に「既製品を揚げるだけ」、「盛り付けるだけ」など、難しい作業はやりませんが、調理に時間がかかるものばかりですので、揚げ時間の管理や残数の把握などの「管理能力」が求められるお仕事です(`・ω・´)ゞ°
⑥洗い場
お椀やお皿、湯呑やグラスなどを洗う仕事です。
仕事内容は「洗う」ということだけですが、実際の回転寿司では営業と同時進行で洗い物を行うので「お皿やお椀、グラスや小皿などが不足しないように洗う」など、かなり頭を使う仕事内容となっています。
また、お客さんが帰ってからが仕事なので他ポジションより終わるのが遅くなります。
そういった意味では、一番辛いかもかもしれません(´・ω・`)
ある意味一番大変な仕事ですが、同時に重要な仕事でもあります。
◆まとめ
▪︎主な業務は、仕込み・握り・シャリ・調理・ホール・洗い場
▪︎会社や店舗、雇用形態や価格帯によって業務は若干変わる
▪︎基本的に価格帯問わず、機械化が進んでいる
▪︎低価格帯の回転寿司は、技術よりも速さが重要
▪︎高価格帯の回転寿司は、速さに加え、技術と丁寧さが必要
◆終わりに
ここまでご覧いただき、ありがとうございました(^^)/
今回の記事で「回転寿司の仕事内容」をまとめましたが、仕事内容のほとんどが機械化されているのがおわかり頂けたかと思います。
本当、寿司屋というよりは寿司工場ですよ(-_-)
まぁ、機械化が進んで特別な技術などがいらなくなりつつありますから、そういった面では未経験者には挑戦しやすいのではないでしょうかね?(まぁ、スキルを身につけるのは無理ですが。)
回転寿司の機械化については別の記事で詳しく語っていこうと思います。
では、またヽ(*^ω^*)ノ
コメント